当院では、子宮頸がんを予防するHPVワクチン「シルガード9」の定期接種を行っています。
子宮頸がんの多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こる病気です。HPVワクチンを接種することで、将来の子宮頸がんを予防することができます。
現在、HPVワクチンは
・世界で8,000万回以上接種されています
・子宮頸がんの約90%を予防できるとされています
・日本でも2022年から積極的勧奨が再開され、定期接種として実施されています。
定期接種の対象
・小学6年生~高校1年生相当の女子
(標準的な接種年齢:中学1年生)
※対象年齢の方は公費(無料)で接種できます。
接種回数
■ 15歳未満で接種を開始する場合
合計2回(1回目、6か月後)
■ 15歳以上で接種を開始する場合
合計3回(1回目、2か月後、6か月後)
※公費で3回接種完了するためには高校1年生の9月末までに初回接種が必要です。
ワクチンの特徴
シルガード9は、子宮頸がんの原因となるHPVのうち9種類の型に対応しており、現在日本で使用されているHPVワクチンの中で最も多くの型を予防できます。
性交経験がある方へ
・すでに性交経験がある場合でも、ワクチンの接種は可能です
・HPVにはいくつかの種類があり、すべてに感染していることはまれです
・そのため、まだ感染していないタイプのHPVに対して予防効果が期待できます
ただし、以下の点にご注意ください:
・すでに感染しているHPVに対しては効果はありません
・ワクチンは治療ではなく、あくまで「予防」のためのものです
接種後の注意点
・ワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを防げるわけではありません
・そのため、定期的な子宮頸がん検診を受けることがとても重要です
よくあるご質問(Q&A)
Q:副反応はありますか?
A:接種した部位の痛み・腫れ・赤みなどがよくみられます。多くは数日以内に自然に改善します。
Q:重い副反応はありますか?
A:まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)や、接種後の緊張による失神などが起こることがあります。そのため接種後は院内で15分ほど安静にしていただきます。
Q:以前ニュースで問題になっていたワクチンですか?
A:HPVワクチンについては、その後多くの研究が行われ、安全性と有効性が国内外で確認されています。現在は日本でも積極的勧奨が再開され、定期接種として接種が推奨されています。
Q:接種した方がよいですか?
A:HPVワクチンは子宮頸がんの予防に有効とされており、多くの国で公的接種として実施されています。将来のがん予防のため、対象年齢での接種が推奨されています。
Q:接種した方がよいですか?
A:期間内に終了できなかった場合は残りの接種は自費になります。その場合は1回につき30000円程度かかります。
接種をご希望の方
接種は予約制です。
母子健康手帳と自治体から送付された予診票をお持ちのうえ、ご予約ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。












