のどのつまり感、つかえ感は逆流性食道炎の可能性

のどのつかえ感やつまった感じ、違和感のために耳鼻科を受診され、異常がないと言われた方がよく来られます。

 

のどの症状を引き起こす原因の一つに逆流性食道炎があります。

 

「異常がないので様子をみるように言われた」

「のどの薬を飲んだがよくならない」

 

このようなことがある方は胃酸が逆流することで症状が出現している可能性があります。

 

のどのつかえ感、つまり感の原因は?

逆流性食道炎、胃食道逆流症が原因としてもっとも頻度が高いと考えられますが、他にも、

腫瘍性病変(食道がん、咽頭がんなど)やカンジダ食道炎、アレルギー性食道炎なども考えられます。

 

胃酸が直接のどまで逆流してこなくても、食道内にとどまることで、自律神経の仕組みを乱し、

症状が出現することもあります。

 

検査

胃カメラを受けていただくことで、炎症の有無、程度、また腫瘍性病変の有無を確認することができます。

結果によって、適切な治療方法を提案することができます。

 

治療

胃酸が逆流することによって引き起こされていると考えられる場合は、次の様な治療を行います。

 

1. 胃酸を抑える薬

胃酸の分泌を抑制することで逆流による症状を改善。

2. 漢方薬

自律神経の乱れを正し、のどの症状を改善。

3. 生活習慣指導

姿勢や食生活、便秘なども胃酸逆流の原因となります。

 

また、検査の結果、他の病変が見つかった場合は、その都度、その疾患に応じて治療を進めていきます。

 

のどの症状でお困りの方はぜひご相談ください。

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